ANA上級会員資格「SFC」は一度発行すれば、その後はANAカード年会費を支払い続けるだけで永久にANA上級会員を継続できる特別なステータスメンバーです。
正式名称はスーパーフライヤーズカード、通称はSFCと呼ばれます。
最近はテレビでも航空会社の上級会員を特集する番組があったり、芸能人が資格を持ってることを公表して注目を浴びています。でも「自分には縁が無い」と思ってしまう人も多いんですよね。実際は意外と簡単にあなたも上級会員になることできますよ。
ANA上級会員になると、どんな特典があるか知っていますか?飛行機を何度か利用したことある人なら空港にある「秘密の部屋」の存在は気づいてますよね。
上級会員だけが知っている秘密の部屋とは。
空港に着いたら、まずは搭乗手続き、手荷物預け、保安検査と手続きをすると思います。みなさんは、出発ロビーに設置されたチェックイン端末やカウンターで手続きして保安検査場へと進みますよね。多くの人がその流れで手続きしているなか、他とは雰囲気が違う部屋へと進んでいく人がいます。
こんな入口です。チェックイン端末の真横にあるので、気にすればすぐに分かりますが、気づいてない人も多いですよね。明らかに色んな看板があって関係者以外は立入禁止と言うオーラをしてます。
他にも搭乗口のある制限エリアに、こんな入口があることに気づいてましたか。
きっと私には関係ないと思ってしまって、よく見てないですよね。確かにこれら秘密の部屋は上級会員のために用意された特別な施設なのです。
秘密の部屋には、上級会員専用の手続きカウンター、保安検査、ラウンジと言ったサービスがあります。上級会員だけが利用するから一般より空いていることが多くて便利なんです。
裏道からラウンジへひっそりと進んで搭乗までの時間をくつろいでいます。
朝からビールも無料で楽しめる。そんな一線を画す特別な世界。
そんなの自分には無縁と思ってしまうかもしれませんが、実は条件を満たすことであなたも上級会員になれます。今までANAマイルを貯めて特典航空券に乗ることは実践したことありますよね。
次はANA上級会員を目指してみましょう!
今回は、一度発行すれば、その後はANAカード年会費を支払い続けるだけで永久にANA上級会員を継続できる特別な「SFC(スーパーフライヤーズカード)」の世界をお伝えします。
- 1 ANA上級会員 ステータスランクについて
- 2 ANA SFC スーパーフライヤーズカード発行条件
- 3 ANA永久上級会員の最大の壁は「5万PPの達成」
- 4 ANAプラチナ&SFC限定特典10選
- 5 ANAプラチナ&SFC限定特典① 専用問合せ窓口
- 6 ANAプラチナ&SFC限定特典② 前方座席指定
- 7 ANAプラチナ&SFC限定特典③ 専用チェックインカウンター
- 8 ANAプラチナ&SFC限定特典④ 優先保安検査
- 9 ANAプラチナ&SFC限定特典⑤ ANA上級会員ラウンジ「ANAラウンジ」
- 10 ANAプラチナ&SFC限定特典⑥ 優先搭乗
- 11 ANAプラチナ&SFC限定特典⑦ 預け荷物の優先受取
- 12 ANAプラチナ&SFC限定特典⑧ マイル積算率アップ
- 13 ANAプラチナ&SFC限定特典⑨ スターアライアンスゴールドステータス
- 14 ANAプラチナ&SFC限定特典⑩ SFC入会資格
- 15 結局、SFCの年会費を払ってまで上級会員になる価値はあるのか?
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ANA上級会員 ステータスランクについて
SFCについて、説明する前に知っておいてほしいことがあります。
それは『ANA上級会員のランク』です。
ANA上級会員には3つのステータスランクがあります。これは毎年1月1日から12月31日までの1年間で飛行機に搭乗した実績に応じて貯まるプレミアムポイント(通称:PP)に応じてランクが与えられます。
つまり、ANA上級会員になるには飛行機にたくさん乗ることが必須条件です。
最高峰のダイヤモンド、プラチナ、ブロンズです。これら3つの上級会員は有効期限があり、獲得から翌々年3月末まで『1年間限定』のステータスです。1年間でたくさん飛行機に乗っても期限が切れれば一般会員に戻ってしまいます。再び条件をクリアするまで飛行機に乗り続けないと、ダイヤモンド、プラチナ、ブロンズの資格は維持できません。期限付きでは、ほんの一瞬しか上級会員になれない...実は、この期限を回避する方法が存在します。
それは、上級会員の期間中に発行できる特別なANAカードのスーパーフライヤーズカード(SFC)を発行すると、翌年以降はクレカ年会費を払うだけで、上級会員のSFCとして『プラチナ会員』相当の待遇を受けることができます。
本来の上級会員は毎年、飛行機にたくさん乗る人だけが獲得できる特別な世界です。鬼のように出張で全国各地を飛び回るサラリーマン戦士くらいしか上級会員になることはできません。しかし、SFCの存在によって1度でも上級会員のプラチナより上位のランクになれれば、その後はSFCとして年会費のみで上級会員を継続できる裏ワザがあります。
ANA SFC スーパーフライヤーズカード発行条件
ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)とは、クレカ年会費さえ払えば、ずっとANA上級会員になれる特別なクレジットカードです。ただし、SFCは発行条件があります。
① ANAやスターアライアンスの飛行機に乗って、1月1日から12月31日までの1年間で5万プレミアムポイント(PP)を貯めます。
② 5万PP達成した翌日から「プラチナ事前サービス」が使えて、翌年4月から1年間「プラチナメンバー」になれます。
③ プラチナサービス期間中にだけ、SFCに申し込みができます。もし、期間を過ぎると一般会員からやり直し。
④ SFC申込み後、クレカ審査に通過すると晴れて、SFC会員になれます。その後は、クレカ年会費(約1万円~)を払うだけで、プラチナと同等のANA上級会員「SFC」を維持できる。
つまり、5万PP貯めて「プラチナサービス」期間中のみ、SFCに申し込みができます。
ANA永久上級会員の最大の壁は「5万PPの達成」
永久のANA上級会員「SFC」を目指すうえで、最大のハードルは年間『5万プレミアムポイント(PP)』を獲得して『プラチナ会員』に到達することです。
PPはANAやスターアライアンス便に有償で搭乗したときだけ貯まるポイントのため、飛行機に乗ることが必須条件となります。
実際、5万PPを貯めるのはどのくらい大変なのか?
具体的にイメージしてみましょう。
ANAの公式サイトにログインすると、「マイル」「ANA SKY コイン」「プレミアムポイント」の3つが表示されます。PPはマイルとは別物で、飛行機に乗らない限り貯まらない特別なポイントです。
たとえば出張でよく利用される羽田ー伊丹間を、普通運賃(フレックス運賃)で利用すると、1回の搭乗で貯まるのは960PP。
これを5万PP達成のために計算すると...
かなり現実的でない金額ですね。会社の経費で頻繁に出張する人なら可能かもしれませんが、自腹で出すにはあまりにもハードルが高すぎます。
よく使われる『羽田ー那覇』プレミアムクラスの場合なら?
そこでSFC修行でよく選ばれる人気ルートが『羽田ー那覇』のプレミアムクラス(国内線ファーストクラス)です。
羽田ー伊丹よりずっとお得ですが、それでも約54万円。飛行機好きや旅行好きでも、気軽に払える金額とは言えませんよね。
「マイルを使った裏ワザ」で負担を大幅削減できる
でも、なぜテレビやSNSでこんなにも多くの人が『SFC修行』に挑戦しているのかというと、実はお金を使わない”裏ワザ”が存在するからです。
その方法とは、『陸マイラー』として普段の生活で大量に貯めたANAマイルを『ANA SKY コイン』に高レートで交換するというもの。
例えば、『ANAゴールドカード』を持っていれば、5万マイル以上をスカイコインに交換する際、1.6倍という高倍率で交換可能です。つまり...
実際に多くの人が、日常生活の中で効率よく大量のマイルを貯めて、そのANAマイルをスカイコインに交換することで、現金出費を大幅に減らしています。
特殊な才能や極端な節約をしている一部の人だけが実践しているように見えますが、実際には普通の会社員、主婦、大学生など、幅広い層が成功しています。
実はあなたも、1年あれば30万マイルは十分に達成可能
マイルを貯める仕組みを知れば、誰でも1年間で30万ANAマイルを貯めることができます。
30万マイルあれば、SFC修行をクリアできるだけでなく、毎年家族4人でハワイ旅行やファーストクラス旅行も可能になるのです。
具体的な貯め方についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、 ぜひ一度チェックしてみてください。
あなたも『SFC修行』という壁を突破できる日が、現実的にやってきます。
ANAプラチナ&SFC限定特典10選
ANAマイルを『陸マイラー』として効率よく貯め、飛行機に乗り『プレミアムポイント(PP)』を積み上げた先に待っているのは、空港で「並ばない」、「疲れない」という圧倒的な特別待遇です。
テレビやSNSでANAの『SFC』や『プラチナ会員』が話題になる本当の理由は、飛行機を利用するたびに得られる『時間と心の余裕』にあります。
しかも、プラチナ達成後に『SFC』を一度発行すれば、その後は毎年のカード年会費だけで、生涯にわたり特別待遇が続くのが最大の魅力。
ANAプラチナ&SFCには、主に10個の魅力的な特典があります。
これほど豊富な特典が用意されているのです。次章で詳しく深堀りしていきます。
あなたがANA上級会員を目指す決定的な理由になるはずです。
ANAプラチナ&SFC限定特典① 専用問合せ窓口
ANA上級会員専用の電話問い合わせ窓口が設置されています。
航空券やマイレージのことなど多岐に渡ってANA全般の問い合わせを受け付けてもらえる窓口です。
一般会員でも電話で問い合わせできる窓口はありますが、実際に電話を掛けると長時間待たされることもよくあります。上級会員専用デスクなら電話番号から違う、専用窓口なので待ち時間も短くて優先的に電話がつながる仕組みになっています。
わざわざ電話で問い合わせないよとか、ネットで調べれば分かるよって人も多いですよね。そうなんです。通常時に電話はほとんど使いません。
電話窓口が役に立つのは、もしもの緊急時です。例えば、台風など自然災害や機材故障での遅延・欠航したときに電話窓口が役に立ちます。搭乗する飛行機が欠航したら、振替の手続きが必要になります。優先的に電話窓口につながれば、他の人より早く振替便の手続きができます。いち早く振替便で出発できれば時間の損失を最小限に抑えられることがメリットです。さらに、早い段階で次の予定が決まれば安心できますし、急いで空港に行くなんてことも回避できるから、休息、仕事、遊びなどに時間を有効活用できます。
上級会員の専用問合せデスクは、もしもの時に役立つ安心特典です。
ANAプラチナ&SFC限定特典② 前方座席指定
上級会員になると飛行機の前方座席を予約できるようになります。
実は、飛行機の座席指定はすべての座席を誰でも指定できる訳ではありません。一部座席は上級会員向けに一般の人が指定できないように事前にブロックされている座席が存在します。通常は誰も気づきませんが、例えば会社の出張で上級会員の人と一般会員の人が同じ便を予約して座席表を見比べると、指定可能な座席に差があることに気づきます。一般会員は既に指定済みのように画面上は表示されますが、上級会員は空席になっていて座席指定が可能なんです。それは、飛行機の前方座席が上級会員向けに用意されている特別な席です。
実際に私がANAカード会員のときに予約して、プラチナメンバーに切り替わったときのシートマップで比較してみましょう。左側はANAカード会員の空席状況ですが、右側プラチナメンバーです。同じ画面を表示するとプラチナの方が、前方座席に空席がたくさんあります。
前方座席は目的地に到着してから、いち早く飛行機から降りることができるから優先席となっている最大の理由です。ほかにも前方の方が乗り心地が良いとか、機内サービスを前方から実施するなどの理由があります。
目的の空港に到着したら、すぐに飛行機から降りられるメリットは上級会員としての特権です。出張で時間が限られるときや目的地の滞在時間を有効活用したいなど、時間を意識するときには前方の座席がおすすめです。
ANAプラチナ&SFC限定特典③ 専用チェックインカウンター
預け手荷物や搭乗券の発券などで利用するチェックインカウンターには、上級会員専用のカウントターが用意されています。
連休や休暇シーズンになると荷物を預けるだけで30分以上かかる大変な思いをしたことがあると思います。しかし、上級会員になると専用カウンターを利用できるから短時間で荷物を預けたり、搭乗手続きを行うことができます。
実際の体験談を紹介します。夏休みに沖縄から飛行機に乗ろうとしていました。一般カウンターは長蛇の列になっていました。列を整理するテープが無い場所までとても長く列を作っていました。ここに並んだら、どのくらい時間がかかるかなんて想像したくないくらい混雑しています。
一方、上級会員専用カウンターは、ほとんど人がいません。カウンター直前で数人待ちの状況なので、すぐに自分の順番になるのでとても快適です。
上級会員のメリットは、みんなが旅行にでかける時期こそ本領が発揮されます。他の人より優先して手続きができるから飛行機までの時間を快適に過ごせます。
ANA国内線の上級会員専用カウンターは2種類あります。
SFCを含め上級会員が利用できるANAプレミアムチェックインは全国17空港で使えます。羽田空港など一部空港は専用部屋が用意されて、落ち着いた空間の中で手続きできます。さらにそのまま専用保安検査を抜けて、ANAラウンジにつながる専用導線になっています。混雑した空港とは一線を画した落ち着いた空間で手続きできることがメリットです。
また、国内線では羽田空港のみ、最高峰のダイヤモンドメンバー専用のANAスイートチェックインがあります。羽田は混雑空港なので最高峰の会員にはさらに特別待遇で対応してもらえます。
国際線の場合は、ファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスの3種類のカウンターがあります。
プラチナ・SFC会員の場合は「ビジネスクラス」のカウンターを利用できます。例えエコノミー搭乗でも手続きはビジネスクラスカウンターでできるから快適な旅を過ごせます。
ANAプラチナ&SFC限定特典④ 優先保安検査
搭乗手続きをしたら、保安検査を受けて制限エリアへ向かいます。同じ時間に出発する飛行機が重なると、保安検査場も混雑して長蛇の列になることもありますよね。
上級会員になれば、上級会員専用の保安検査場や上級会員専用レーンがあります。
専用保安検査場の場合、羽田空港などは専用チェックインカウンターと一体になっており搭乗手続きした後、部屋の奥に進むと専用保安検査場が設置されています。
専用レーンの場合、場所は通常の保安検査場と同じですが、上級会員のみが利用できるレーンが準備されている空港もあります。
上級会員のみが利用できるので通常に比べて大幅に短時間で保安検査を通過できるメリットがあります。長時間列に並ぶ無駄な時間が少なくなって、時間を効率的に使えて良いですね。
ANAプラチナ&SFC限定特典⑤ ANA上級会員ラウンジ「ANAラウンジ」
ANA上級会員になると専用待合室のラウンジが提供されます。飛行機の搭乗前の時間を優雅に過ごすことができます。お酒を含むフリードリンク、新聞、雑誌などが無料で利用できます。
上級会員ランクに応じて2種類のラウンジサービスが提供されます。
羽田空港には、ANAスイートラウンジ1か所、ANAラウンジ2か所あります。
ANAラウンジは、保安検査を通過した、搭乗口のある制限エリアにあります。飛行機に乗るときは、少し早めに空港に向かいますよね。搭乗まで意外に時間が持て余すことも多いので、搭乗の直前までラウンジで過ごせることが特典の中でも一番の魅力あるサービスです。
ラウンジには専用のエントランスがあり、受付カウンターで搭乗券を読み取り機にかざして利用できる資格があることを確認して、初めて入室できます。
利用条件は上級会員本人と同伴者1名の合計2名まで無料です。
こちらは羽田空港のANAラウンジのマップです。
とても広くて利用用途に合わせた色々な種類の席が用意されています。
ビジネス作業にも適したテーブル席、
リラックスできるソファエリアと様々あります。
フリードリンクは、ソフトドリンクはもちろん、
ビールやウイスキーなどのお酒も無料です。
生ビールなどのドリンク類が無料で提供されます。国内線のANAラウンジはドリンクのみですが、お弁当などの食事は持ち込むことができます。
国際線を利用するときも国際線のANAラウンジが利用できます。
国際線の場合は、食事も充実していて、バイキング形式の軽食やラーメン、カレーなども無料で提供されています。さらに、シャワールームもあります。
SFC会員になることで、魅力のラウンジサービスも生涯に渡って利用できます。会員本人+同伴者1名の合計2名が無料なので恋人や夫婦で使えることも良いところです。
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ANAプラチナ&SFC限定特典⑥ 優先搭乗
飛行機に搭乗するときに「メンバーの皆様はご搭乗いただけます」などと放送を聞いたことがあると思います。そのメンバーこそ、ANA上級会員のことです。
優先搭乗とは、SFC・プラチナ・ダイヤモンドと言った上級ステータス会員は、いち早く飛行機に搭乗できるサービスです。
搭乗する順番は決まっており、一番はじめにお手伝いが必要な方からはじまり、その次に上級会員メンバーの優先搭乗になります。つまり、機内にほとんど人がいない状態で搭乗することができます。
優先搭乗のメリットは、荷物棚に必ず手荷物を収納できることにあります。混雑する前の機内へスムーズに移動でき、出発までの時間を座席でゆっくり待つことができます。
機内が混雑すると荷物棚が埋まり、座席下に荷物を置く経験したことがあると思いますが、優先搭乗ならいち早く乗れるため確実に荷物を荷物棚に収納できます。
一般客の搭乗がはじまると機内の通路で渋滞して、行列になることも頻繁にあります。もう目の前が自分の座席なのに、列が進まなくてイライラするなんてこともありますよね。優先搭乗なら人が少ないうちに機内に進めるので確実にスムーズに席まで移動できます。
飛行機の搭乗時間は短く、機内に入ってから自分の席に着いても荷物を収納したりとバタバタしているうちに、やっと座ったと思ったらすぐに飛行機が動き出すなんてことも多いです。優先搭乗を使えば出発まで充分に時間があります。さらに人が少ないから落ち着いて身の回りの準備ができます。
優先搭乗は先に飛行機内に入って、優雅に出発準備ができるゆとりあるサービスです。
ANAプラチナ&SFC限定特典⑦ 預け荷物の優先受取
目的の空港に着いて、いざ預けた荷物を受け取ろうとターンテーブルの前で待っていて、他の人たちの荷物はすぐに出てくるのに自分の荷物だけ出てこないことをよく経験します。
上級会員になると必ず優先的に先に預けた荷物が返却される優先サービスを受けれます。
実は、預け荷物の返却する順番は決まっています。一番はじめに返却されるのは、上級会員の荷物です。
荷物を預けるときにタグを取り付けますよね。最近は自分でタグを発行してスーツケースに貼り付けることもあります。タグを見てみると行き先、便名、自分の名前などが書かれています。上級会員の荷物には、その情報に追加で「First」「Priority」といった記載があります。国内線の場合、小さな文字で書かれているから気づきにくいかもしれません。
荷物タグに「First」「Priority」が書かれた荷物は出発空港で飛行機に荷物を搭載する時点で先に返却できるように配慮されます。貨物ドアの近くや専用貨物としてまとめるなど、裏側では荷物の位置を色々と工夫してくれるから、到着空港で1番最初に荷物が返却してもらえます。
Firstタグは1番はじめに返却する荷物です。ダイヤモンドメンバーやファーストクラスの乗客に与えられます。
Priorityタグは2番目に返却される荷物です。SFCやプラチナメンバーやプレミアムクラスの乗客に与えられます。
上級会員になれば確実に早く預け荷物を受け取ることができる仕組みです。
国内線で1番大きな飛行機は、500人乗ることができます。こんなにたくさんの人が乗っていると預け荷物が返却されるのも時間がかかります。一般客の荷物返却される順番はランダムです。運が悪いと最後になってしまうこともあります。旅先の予定を考慮して座席を飛行機前方にして、到着したらいち早く飛行機を降りたのに、預け荷物が返却さたのが1番最後になったら努力の甲斐がありません。
上級会員の割合は平均2割と言われています。500人乗りなら100人程度が上級会員になります。必ず上級会員の荷物から先に返却されることが保証されているので、大型の飛行機でもかなり早く荷物が受け取れます。目的地の旅を満喫したいあなたにとって嬉しいことですね。
預け荷物の優先受け取りは、国際線、国内線の両方で使えます。SFCになれば、いつでも預け荷物を早く受け取れます。
ANAプラチナ&SFC限定特典⑧ マイル積算率アップ
飛行機の搭乗で獲得できるフライトマイルの積算率が増えます。
飛行機に乗ってマイルが貯まることは知っていると思います。それでは、実際にどのくらいのマイルが貯まるのかを計算したことありますか。
積算マイル数は、区間、運賃、種別などの非常に多くの要因で変動します。そのなかには、ステータスランクも関係します。
つまり、一般会員に比べて上級会員の方が多くマイルを獲得できます。
例えば、東京から沖縄まで搭乗した場合を計算しましょう。
AMC一般:738マイル
ANAカード:811マイル
SFC:996マイル
ブロンズ:1,143マイル
プラチナ:1,512マイル
ダイヤモンド:1,697マイル
ANAマイレージクラブ会員(AMC)では738マイルですが、上級会員のランクが高くなるほどたくさんのマイルを獲得できます。ランク次第で2倍以上の大量マイルを獲得できるから見逃せない重要な特典です。
ステータス毎のボーナスマイル増加割合がこちらです。
ダイヤモンド:130%増
プラチナ:105%増
ブロンズ:55%増
SFC:35%増
通常よりかなり大量のマイルを貯められることがお分かりいただけたと思います。出張などで頻繁に飛行機に乗る人ほど上級会員になって大量のマイルを貯めることができます。上級会員を維持することは、フライトマイルを貯める人にとって重要な役割になります。
ANAプラチナ&SFC限定特典⑨ スターアライアンスゴールドステータス
ANAの機内アナウンスで「スターアライアンスメンバーANAをご利用いただきましてありがとうございます。」と聞いたことがあると思います。このスターアライアンスとは何か知っていますか?知らない人の方が多いと思います。
スターアライアンスとは、世界26航空会社が加盟する航空連合の組織の名前です。航空券の発券、乗り継ぎ連絡、共同運行、マイル相互利用など、各地の航空会社が協力関係を築いています。
世界にはスターアライアンスの他に、JALが加盟する「ワンワールド」や「スカイチーム」などの航空連合があり各航空会社が協力関係を築いています。
スターアライアンスは、ANAを含む26社のアライアンスです。
スターアライアンスステータスは、スターアライアンスに加盟するすべての航空会社で利用できる上級会員資格のことです。ANAの上級会員になると自動的にスターアライアンスのステータスも獲得できます。
スターアライアンスのステータスランクは2種類あります。
各ランクに応じてスターアライアンス加盟航空会社でもラウンジや優先搭乗など上級会員としての特典が利用できます。
ANAの上級会員になるとスターアライアンスの26社でも上級会員になれる仕組み「スターアライアンスステータス」があります。
ANAプラチナ&SFC限定特典⑩ SFC入会資格
ANAプラチナ会員以上の上級ステータスを1度でも達成すると、『SFC(スーパーフライヤーズカード)』への入会資格が得られます。
SFC最大のメリットは、一度入会すれば、以後は毎年のカード年会費だけで『プラチナと同等の上級会員ステータス』を生涯維持できることです。
通常、ANAのプラチナやダイヤモンドといった上級会員資格には「有効期限」があります。
せっかく条件を達成しても、翌々年の3月末まで(最短1年3か月)という期限が過ぎると一般会員に戻ってしまいます。再び上級会員になるには、毎年飛行機に乗り続けて条件をクリアし続ける必要があるのです。
一方、SFCは『プラチナ達成中』に申込みを完了させるだけで、その後はずっと年会費のみで上級ステータスを維持できます。
入会方法も非常に簡単。
専用の申込書を送るだけで、翌年以降は『飛行機に乗らなくても』毎年カード年会費を払うだけで、『プラチナと同等の上級会員』として扱われるのです。
つまり、SFCとは『年会費のみで維持できる、実質的な永久上級会員資格』ということです。
ANAを利用する機会がある人なら、このチャンスは絶対に抑えておきたいところです。
結局、SFCの年会費を払ってまで上級会員になる価値はあるのか?
結論から言うと、ANAを年に数回でも利用する人なら、年会費を払う価値は十分あります。
SFCの年会費はゴールドカード並の約1万円程度。決して安いとは言えませんが、これだけで毎回のフライトをストレスフリーに変えられるなら、コストパフォーマンスは抜群です。
また、SFCの魅力は本人だけにとどまりません。家族カードを発行すると、家族も同じ待遇を受けられるようになります。
つまり、家族旅行の際にも「並ばない」、「待たない」特別待遇を家族みんなで楽しめるのです。
もちろん、ANA便をまったく利用しないならメリットは薄いかもしれません。しかし、このページを見ているあなたは、すでにANAマイルを貯める楽しさや便利さを知っているはず。マイルさえあれば、お金をかけずに飛行機に乗れ、上級会員としてのメリットを最大限に活用できます。
そもそも、ANAマイルを効率よく貯める「陸マイラー」の手法を知っていれば、年間30万マイル貯めることも十分可能です。
実際に多くの人がこの手順で成功しています。
こうした好循環を作り出すことで、SFCの年会費以上の価値を十分回収できます。
しかも、この方法は初心者でも再現可能。特別なスキルや節約術を使わなくても、普通の会社員、主婦、学生が、ANA公式サイトにも紹介されるほど有名な方法で成果を出しています。
年にたった1回でもANAの飛行機を利用する人なら、SFCの年会費を支払って得られるメリットは十分すぎるほどあります。
まずは、あなたもANA上級会員になる第一歩を踏み出してみませんか?
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