マイル修行・ステータス修行とは?ANA・JAL上級会員の特別待遇の世界

飛行機に乗る機会なんてん年に1回、多くても2〜3回程度ですよね。旅行や帰省や出張などの特別な非日常の時間を楽しんでいます。

その反面、仕事で日本中や世界中を頻繁に移動する出張族もいます。出張族にとっては日常的に飛行機を使った各地を巡るための移動手段なのです。電車やバスや車と同様に毎日乗る日常の乗り物です。

そうです。ほとんどの人にとって、飛行機は移動手段に過ぎません。どこかへ行くための手段が飛行機なのです。実際に飛行機に搭乗している98%以上は、移動のために飛行機を利用しています。。。

では、残り1%も満たない少数の人々は何のために飛行機に乗っているのかと言うことです。実は飛行機に乗ることを目的に飛行機に搭乗して、徳を積んでいます。それこそがマイル修行やステータス修行と呼ばれる摩訶不思議な世界のおはなし。

安心してください普通の人なら、何を言っているのか分からないのが正解です。今回、お話するのは、少数派の飛行機にアホほど乗りまくる人たちの真相に迫ります。

最近ではテレビ番組で取り上げられることも増えました。例えばジャニーズの風間俊介、福地桃子など有名タレントもステータス修行をしていたことを公表するなど、多くの人がマイル修行やステータス修行を知ることになりました。実際にテレビを見ても数分の映像だけじゃよく分からないことも多いですよね。なんとなくランクが上がるみたいなイメージがあると思います。

ANAやJALの飛行機に乗るたびにステータスポイントと呼ばれる上級会員になるためのポイントを貯めることができます。これは「飛行機に乗る」ことでしかポイントを貯めることができません。

一般的な有名なマイルなら、飛行機に乗る以外にクレカ支払いやポイント交換でマイルを貯めることができますが、上級会員になるためにはステータスポイントと言う別のポイントの獲得が必須です。

ステータスポイントを一定条件以上貯めると「プラチナ」「ダイヤモンド」と呼ばれる上級会員にランクアップすることができ、上級会員になると専用ラウンジ、優先搭乗、優先荷物返却など特別な待遇を受けることができます。

「プラチナ」「ダイヤモンド」の上級会員の有効期限は1年間ですが、上級会員になると入会できる特別なクレジットカードを発行すると、翌年以降も自動的に上級会員特典が利用できる制度があり人気があります。

マイル修行やステータス修行は、飛行機に乗りまくることで上級会員資格を獲得して、特別なクレカを発行して生涯に渡り上級会員資格を維持することを目指しています。そのために、毎日、毎週と頻繁に飛行機に乗ることから修行と呼ばれています。

そんな辛いを思いをして獲得する称号には、どんな特典があるのか、費用はどのくらいかかるのか、有名人も挑戦する魅力のマイル修行・ステータス修行について詳しくお伝えします。

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マイル修行とは

マイル修行とは、ANAまたはJALの上級会員になることを目的に飛行機に乗る人達のことです。

上級会員になる条件は公式サイトに記載されています。

  • JAL JMBサファイア:50,000FOP または 50回搭乗
  • ANA プラチナサービス:50,000PP

毎年1月~12月の期間に飛行機搭乗毎に貯まるポイントを50,000ポイント貯めることが目標になります。JALサファイア、ANAプラチナと呼ばれる上級会員になると獲得から1年間は優先搭乗やラウンジと言った特別なサービスを利用できます。

たった1年間だけ?と思ってしまいますよね。実は上級会員の期間に入会できる特別なクレジットカードがあります。

  • JAL:JGC(JALグローバルクラブ)
  • ANA:SFC(スーパーフライヤーカード)

特別なクレジットカードを作ると、生涯に渡って上級会員になれる特典があります。

クレジットカード発行後は、飛行機に乗らなくても上級会員の資格を維持できるスペシャルカードです。2年目以降はクレジットカードの年会費を払うだけでOK。

マイル修行の目的は、1年間は飛行機に乗りまくって上級会員になり、特別なクレジットカードを発行することなんです。

マイル修行のメリット 上級会員限定の特別待遇

上級会員の特別な待遇と聞くと、なんなく偉そうなイメージがありますよね。

実はそのイメージは間違いです。上級会員になると快適な旅を楽しむことができます!

マイル修行のする人は、年に数回程度しか利用しない人も多いんですよ。夏休みや年末年始など、みんなが長期休暇を取って旅行に出かける時期に飛行機を使う人にはおすすめ。

旅行を楽しみに空港へやって来ると、大混雑で荷物預けるだけで30分以上かかるなんてこともありますね。

上級会員専用のカウンターは空いていて、すぐに荷物預けることができます。

マイル修行で上級会員になると、5つの場面で快適に飛行機を利用できます。

  • 専用チェックインカウンター
  • 専用保安検査場
  • ラウンジサービス
  • 優先搭乗
  • 優先預け荷物返却

空港に着いたら、すぐに大きな荷物を預けて保安検査へ!

搭乗時間までラウンジでのんびり過ごしましょう。

  • JAL:サクララウンジ
  • ANA:ANAラウンジ

上級会員専用のラウンジで出発時間までのんびりくつろぐことができます。

もちろんラウンジは無料で同伴者1名と一緒に使えます。ビールを含むアルコールやソフトドリンクも無料です。

優先搭乗で一足先に機内へ!荷物の収納スペースで取り合いもなし、スムーズに着席できます。

預けた荷物は優先タグが取り付けられて、先に返却してもらえます。空港からレンタカー、バス、鉄道などにすぐに乗り換えできます。

上級会員の特別待遇で、退屈な待ち時間を減らして、快適な旅を楽しみましょう。

ANAとJALの上級会員について詳しく見ていきましょう。

JALマイル修行 上級会員JGC

JAL上級会員ステータス

JALの生涯に渡って継続できる上級会員はJGC(JALグローバルクラブ)と呼ばれます。JGCへ入会するためには、修行を行って1年限りの上級会員資格の獲得が必須です。

条件達成から1年間限りの上級会員ランクが4種類あります。

  • ダイヤモンド(条件100,000FOPまたは100回搭乗)
  • JGCプレミア条件80,000FOPまたは80回搭乗かつJGC会員)
  • サファイア条件50,000FOPまたは50回搭乗)
  • クリスタル条件30,000FOPまたは30回搭乗)

FOP(フライ オン ポイント)と言って有償航空券を購入して搭乗したときに貯まるポイントです。移動距離、座席種類、航空券種類などに応じて獲得ポイントが変動します。FOP貯める方法と搭乗回数を達成する2種類いずれかの方法でJAL上級会員になれます。

会員ランクの中からサファイア会員になると、JGCに入会することができます。

JGCは、JALカードの特典サービスです。JGCの年会費は無料ですが、JALカードのCLUB-Aカードより上位のクレジットカードを所有する必要があります。

JALカード CLUB-Aの年会費11,000円を払うことが上級会員資格の維持にかかります。

つまり、一度サファイアランクを獲得して、JGC会員の入会手続きをするだけで、生涯に渡って上級会員資格を継続できます。2年目以降はJALカード年会費のみ必要で、飛行機に乗らなくても上級会員として継続できます。

JGCの特典内容は、1年限りのサファイアとほぼ同じです。専用チェックインカウンター、サクララウンジ、優先搭乗などの優遇サービスが受けられます。JALマイル修行はサファイア資格を獲得するために、50,000FOPまたは50回搭乗を目指しましょう。

FOP修行と回数修行のどっちがいいの?って思いますよね。航空券代については大きな差は無くほぼ同じです。

50回搭乗する場合、ホッピングツアーで鹿児島や沖縄の離島を巡ったり、福岡ー宮崎往復が王道パターンと言われています。福岡ー宮崎は便数が多く、飛行時間が短く、運賃も安いから王道なんです。回数修行は、実は九州在住の方にとっては有利な方法です。

多くの人におすすめなのはFOPを貯める方法です。ルートによって搭乗回数は変わりますが、50,000FOPは25回程度搭乗すると達成できます。また、東京ー沖縄や海外含めて遠くへ色々なところを巡ることがFOPの場合できます。私も50,000FOPを貯めてサファイアランクを獲得しました。

回数修行はたくさん飛行機に乗りたい人と九州在住者におすすめ。FOP修行は遠くの各地に行きながら、少ない搭乗回数で達成できておすすめ!

ANAマイル修行 上級会員SFC

ANAの生涯に渡って継続できる上級会員はSFC(スーパーフライヤーズカード)と呼ばれます。SFCへ入会するためには、修行を行って1年限りの上級会員資格の獲得が必須です。

条件達成から1年間限りの上級会員ランクが4種類あります。

  • ダイヤモンド(条件100,000PP)
  • プラチナ(条件50,000PP)
  • ブロンズ(条件30,000PP)

PP(プレミアム ポイント)と言って有償航空券を購入して搭乗したときに貯まるポイントです。移動距離、座席種類、航空券種類などに応じて獲得ポイントが変動します。PP貯めることでANA上級会員になれます。

会員ランクの中からプラチナ会員になると、SFCに入会することができます。

SFC

SFCは、ANAカードの特典サービスです。ANAカード ワイドより上位のクレジットカードを所有する必要があります。

ANAカード ワイドの年会費7,975円にSFC年会費3,300円の合計11,275円が上級会員の維持にかかります。2年目以降はANAカード年会費のみ必要で、飛行機に乗らなくても上級会員として継続できます。SFCの特典内容は、プラチナとほぼ同じです。専用チェックインカウンター、ANAラウンジ、優先搭乗などの優遇サービスが受けられます。

ANAマイル修行はサファイア資格を獲得するために、50,000PPを目指しましょう。

ANA SFC スーパーフライヤーズカード

マイル修行 ANA・JALどっちがいい

結論、いつも使う航空会社を選びましょう

上級会員の特典内容はほぼ同じです。資格獲得までの条件もほぼ同じです。

一番の違いは就航都市です。あなたが旅行に行きたい場所はどこですか?

ANAとJALを選択する違いは、行き先です。

東京、大阪、名古屋、札幌、福岡、沖縄などの都市は両方の航空会社が就航しています。

一方、稚内、富山、八丈島など、ANAだけが行ける場所があります。

奄美大島、出雲、南紀白浜など、JALだけが行ける場所です。

帰省で飛行機を使うなら、帰省先に合った航空会社を選びましょう。ANAとJALで便数や時間帯が違うことがあります。使いやすい航空会社を選ぶことが重要です。

まずは、1社の上級会員を目指すことを目標になります。私はANAのSFC修行中にJALのJGCもほしくなってしまい、両方の資格を取得することを決意しました。

マイル修行 驚きの修行行程!沖縄往復がお得

マイル修行で飛行機にたくさん乗ることになります。目標50,000ポイントは飛行機に搭乗して貯まるポイントのPPやFOPを貯めることが目標です。

ANAのPremium Point(プレミアムポイント)を略してPPと呼びます。

JALのFly ON Point(フライ オン ポイント)を略してFOPと呼びます。

なるべく長距離を安い運賃で搭乗することがコツ!どこへ行ったら良いのか、お得に修行するにはどうしら良いか気になりますよね。

修行僧の定番ルートは、東京ー沖縄、大阪ー沖縄!

最寄りの空港で多少異なりますが、多くの人が東京または大阪を拠点に活動されます。地方空港の場合は、羽田へ飛んでから各地を目指すことが王道と言われます。

一番の王道ルートは、東京ー沖縄便

理由は、便数が多くて、飛行距離が長いからです。上級会員になるためのポイント数は飛行距離が長いほど多くのポイントを獲得できます。ANA・JALどちらも概ね1時間に1本ペースで朝から夜までたくさんの便が設定されています。さらに機材も300人や400人程度乗れる中、大型な飛行機が使われるから予約取りやすいです。

東京ー沖縄の運賃は、最安値なら片道1万円以下です。

  • 土日を使って1泊の沖縄旅行をする人
  • 日帰り沖縄観光する人
  • 朝から夜まで飛行機に乗る人

修行の方法は人それぞれです。時間とコストを節約するために、東京ー沖縄を1日最大の5便乗るツワモノもいます。

50,000ポイント貯めるには、一番効率の良い東京ー沖縄を普通席で17往復分で上級会員達成です。最短はANAプレミアムクラスやJALファーストクラスで東京ー沖縄9往復で上級会員になれます。

行き先は自分の好きな場所を選んでOK!距離が長くてお得な運賃区間を選ぶことで航空券代が抑えられるからおすすめ。

東京ー那覇、宮古、石垣なども飛行距離が長く、安いときには1万円程度で販売されます。

国内線最長路線はANAの新千歳ー那覇便です。1日1往復のみですが、国内線で4時間近いフライトを楽しめる唯一の路線。東京ー那覇ー新千歳ー東京を日帰りで日本一周する三角飛びも修行僧のなかでは有名です。

国際線の場合はポイントが貯まりやすいシンガポール、クアラルンプールなどが王道です。

一度は旅行に訪れてみたい憧れの場所や修行ならでは体験を楽しめることが修行の醍醐味になります。

マイル修行 楽しみは人それぞれ!初めて見る世界に感動

マイル修行で飛行機に乗る回数は平均20〜30便と言われています。

そんなにたくさん飛行機乗って楽しいの?辛くないの?って思いますよね。

マイル修行の楽しみ方は人それぞれです。観光を中心に楽しむ人なら、飛行機に乗ることより、各地を旅行できる楽しみが大きいと思います。

そうは言いながらも飛行機に乗っている時間がとっても長いですよね。私は飛行機の中から見える各地の景色がとっても印象に残っています。今まで知らなかった世界を知ることができたことが大きな経験です。

一番有名な景色は富士山!ですよね。

早朝便から眺める雄大な富士山は、羽田から福岡へ向かう便で楽しめる特権です。

夕方になると富士山の姿は一変します。

富士山と共に、手前には鎌倉や横須賀などの三浦半島が広がります。

西から羽田へ到着する便なら、高度も低くてひと味違った情景ですね。

広大な羽田空港も

飛行機からなら、まるでミニチュア!

横浜の中心地も全景を見渡す特等席。

宮古空港着陸直前の伊良部島、下地島は最も印象に残る光景です。

石垣空港到着前、手前の色が変わっているところにサンゴ礁が広がります。

飛行機に乗っているだけでも各地旅情を楽しめむことができます。空港に着いたら観光地やご当地グルメを楽しむのも良いですよね。もちろん、修行僧は乗ってきた飛行機でそのままとんぼ返りなど、人それぞれの楽しみ方があります。私も時間の都合がつくときは、宿泊や日帰りで観光を楽しみました。

先程の伊良部島、下地島の絶景を見たあとは50分後の折返し便で羽田へとんぼ返りなんて修行僧の特権を使うこともあります(笑)

目的は上級会員になることですが、みなさんならではの楽しみ方を見つけましょう!

マイル修行 修行費はマイルで払おう!実質ゼロ円戦略

上級会員資格を獲得するにたくさん飛行機に乗る必要があること知ったと思います。

実際にSFCやJGCを獲得するまでに費用はいくらかかるかイメージつきますか?

平均的には50万円目安と言われています。えっ!そんなにたくさんのお金出せないよと思う人が多いですよね。実は航空券代はゼロ円にすることもできます。

具体的にはマイルを支払いに使えるポイントを交換することで航空券代がゼロになります。マイルのままだと、特典航空券に交換できることは有名ですよね。特典航空券で飛行機搭乗してもPPやFOPのポイントは貯まりません。

  • ANA1マイルから1~1.7スカイコインに交換
  • JAL1マイルからeJAL1.5ポイントに交換

スカイコインやeJALポイントに交換すると、通常の航空券購入代金の支払いとして使えます。

交換率は、JALは固定で1.5倍です。

ANAは会員資格に交換マイル数に応じて1~1.7倍に変動します。

今回の説明では分かりやすく交換率1.5倍で紹介します。

50万円分航空券を購入するには、33万マイルあれば実質ゼロ円で上級会員を目指すことができます。いやいや、33万マイルも貯められないからと思いますよね。実は年間20万マイル貯めることは可能です。約2年あれば航空券代ゼロ円で上級会員になる夢をかなえられます。

大量にマイルを貯める方法はこちらで書いています。

具体的な方法はANAもJALも共通!

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