ANAマイルの有効期限は、たった3年間しかないんです。気づいたときには、もうすぐ有効期限が切れるから慌ててマイル使わなくちゃいけない!なんてことも多いですよね。そんな大ピンチのときでもマイルの有効期限を少しでも延長することができれば、とりあえず次に使うときに利用すれば良いやと、ひと安心できますよね。
今すぐ有効期限を1年以上延長できれば安心ですよね。さらに事前対策しておくだけで無期限に延ばすなんてこともできます。
今回は、ANAマイルの有効期限がもうすぐ切れるときでも延ばせる方法と、事前に対策しておけば有効期限を無期限にできる裏ワザについて解説します。
大丈夫です。安心してください。簡単に有効期限は延長できます。
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ANAマイルの有効期限を今すぐ延長する方法と事前の対策方法7選
マイルの有効期限を延長したいときって「今すぐ延長したい!だってもう来月に有効期限を迎えるから今すぐ使うなんて無理だから何とかしてよ」ってときが多いですよね。確かに大ピンチの状況なので、今すぐなんとかしましょう!でも、事前に対策しておくだけで直前に慌てなくても良くなりますよね。
今回紹介するANAマイルの延長方法は、大きく分けて2種類あります。
- 今すぐ有効期限を延長する方法
- ANA SKY コイン
- ソラチカ
- ダイヤモンドメンバー
- ミリオンマイラー
- 事前に対策して長期間マイル貯める方法
- ANAカード
- ANAアメックス
- マリオットアメックス
この7つの対策をすれば、3年以上の長期間でマイルを貯めることができます。
今すぐ、なんとかする方法は1年程度しか先送りにできますが、事前対策なら無期限に貯め続けるなんて裏ワザもあるから事前対策は超重要なんですよね。
ANAスカイコインに交換して、今すぐ1年間延長する
1番手軽にANAマイルの有効期限切れを回避する方法が、ANAスカイコインに交換することです。
ANAスカイコインに交換してしまうと、ANAマイルに戻すことはできません。しかし、1マイルから手軽に交換できて、交換日から1年間の新たな有効期限が設定されます。つまり、手軽に1年間の延長できる方法なんです。
確かに、せっかくのマイルなんだから特典航空券などに交換してマイルを使いたい気持ちもあるでしょう。しかし、明日にも有効期限が切れる緊急事態には一刻も早くマイルが失効することを防ぐことが大切になるんです。
ANAスカイコインは、1マイルを1コインに交換できます。1コインは1円相当として、航空券の購入時の支払いに使えます。他にも航空券とホテルがセットの旅行商品の支払いにも使えます。ANAの飛行機に乗るときに、スカイコインを支払いに使うだけなので手軽に使うことができます。もし、購入金額よりスカイコインの残高が少ないときは、クレジットカード支払いと併用できます。
マイルを絶対に失効したくないなら、今すぐスカイコインに交換することがおすすめです。
いや、ANAマイルとして有効期限を延長したいんだよと言うなら次からお伝えする方法なら実現できます。
ソラチカ交換率90%で、今すぐ5年間延長する「メトロ返し」
以前、陸マイラーの間で話題になったソラチカカードを知っていますか。正式名称は「ANA To Me CARD PASMO JCB」と言う、東京メトロとANAがコラボしたANAカードです。
ソラチカカード所有者の限定特典として、ANAマイルとメトロポイントの相互交換することができます。これならANAマイルの有効期限を最大5年間延長することができます。
ANAマイルからメトロポイントに交換して、メトロポイントからANAマイルに交換するだけです。この方法は通称「メトロ返し」と呼ばれています。
一旦、メトロポイントに交換するので、現在のANAマイルの有効期限がリセットされて、メトロポイントの有効期限2年が新たに設定されます。2年後に再びメトロポイントからANAマイルに交換するとANAマイル3年の有効期限が新たに設定されるので、合計5年間のANAマイル延長ができます。
しかし、この方法にはデメリットも2つあります。メトロポイントからANAマイルの交換率90%なので、有効期限は延長できるが多少ANAマイルが減ってしまいます。また、メトロポイントからANAマイルに交換するポイント数に上限があり、毎月18,000マイルまでとなります。
大量のマイルを有効期限の延長はできなくて、10%分のマイルを失うと言う代償はありますが、ANAマイルを誰でも延長できる唯一の方法です。
ソラチカルートは終了しましたが、ソラチカ返しとして使えます!
誰でもできる方法は、ここまでの2つです。いや、私はもうマイルの有効期限に振り回れたくないという強い意志がある人こそ、次からご紹介する方法が最適解となるでしょう。
ダイヤモンドメンバー特典で、今すぐ有効期限をリセットする
いやいや、ここまで紹介した方法だと、応急対処にしかならないよ。根本的にマイルの有効期限を解決したいんだよ。
そんなあなたに、ANA上級会員のダイヤモンドメンバーになりましょう!
ダイヤモンドメンバーになると期間中はすべてのマイル有効期限が無しになります。資格を失った場合は、新たに36ヶ月の有効期限が設定されます。資格を維持し続ける限りは、ずっとマイルを貯めることが可能です。もう、有効期限を気にしなくて良くなります。気になるのは上級会員のダイヤモンドを獲得する方法ですよね。
ダイヤモンドメンバーになるには、毎年1月から12月までの期間にプレミアムポイント(PP)を10万以上獲得すると与えられる称号です。プレミアムポイントを貯めるには飛行機に乗る必要があります。
具体的にどのくらい飛べばなれるのかを計算してみましょう!もちろん、最短の方法ですよ。確かに国際線に乗ればPPは稼ぎやすいのですが、パスポートやビザや入国審査など課題が多いので、今回は国内線をおすすめします。
国内線で長距離乗れて、便数が多い路線が、最短の方法なので、羽田ー那覇が最適です。概ね毎時1本のペースで運行しているので、乗り継ぎや遅延の心配も少ないのがメリットです。時期は、できれば気候が安定している春や秋がおすすめです。夏だと台風、冬だと偏西風で遅延や欠航や行き先変更も多くなるんですよね。そして、たくさんPP貯めるためにプレミアムクラスに搭乗しましょう。運賃はPP還元率が良いプレミアムビジネスきっぷが安くて搭乗回数を減らせます。
結論!最短12日でダイヤモンドメンバーになれます!!
内訳をお伝えすると羽田ー那覇の片道で3,352PPを獲得できます。つまり、10万PPを獲得するには60便30往復を1日2.5往復の5便に搭乗すると12日で達成します。運賃は季節変動もありますが片道58,800円とすると3,538,000円ですね...
確かに短期間でダイヤモンドメンバーになることはおすすめしませんが、1年間を通じて目指すなら現実味があると思います。
もし、本当にマイル有効期限に余裕が無いけど、根本的に解決したいなら12日間の方法を実践してみてください。マイルの有効期限を延ばすことは、それだけ労力が必要なことなのです。
長期的な目線なら、次のミリオンマイラーも検討してみましょう。
ミリオンマイラー特典で、有効期限なしにする
ミリオンメンバーになると生涯に渡ってマイル有効期限なしです。有効期限を気にしなくて良いから気分が軽くなりますよね。今まで追われていたことから開放される優越感がありますよね。
ANAミリオンメンバープログラムとは、ANAマイレージ会員になったときからの累積の飛行距離に応じて提供される特典です。飛行距離はライフタイムマイル(LTマイル)の実績で確認できます。
100万LTマイルを超えた特別な会員には、ANAマイル有効期限の延長され、生涯に渡って失効することがありません。つまり、有効期限が無くなります。
具体的にどのくらいの距離かと言うと羽田ー那覇984、羽田ーロンドン6,214、羽田ーニューヨーク6,739と片道あたりの距離です。100万LTマイルを達成するには、ニューヨークまで約75往復することになります。
憧れのステータスのミリオンマイラーになって、マイル有効期限を無しにすることを目指しましょう。
今、所有しているマイルの有効期限を延ばすことには、大きな労力が必要となります。しかし、これから貯めるマイルなら意外と簡単に有効期限を延ばすことができます。
ANAカードの都度移行コースで、有効期限を2年間延長する
ANAカードを使ってマイルを貯めていますよね。そのときのマイル移行コースを気にしたことがありますか?ほとんどの人は「自動移行コース」を選択しています。自動移行なら毎月、自動的にクレジットカード会社からマイルに交換してくれる便利な方法です。でも、本当に毎月マイルを貯める必要あるのでしょうか?自動移行コースなら忘れず手軽にマイルを貯めることができますが、有効期限は3年間です。これだと有効期限を延長できません。
ANAカードで「都度移行コース」にすると最長5年に有効期限を延長できます!
都度移行コースは、普段はカードブランドのポイントに貯まります。マイルが必要になったら、カード会社のポイントからマイルに交換申請することで、マイルを貯める方法です。還元レートは同じですが、手動でマイルに交換することが大きな違いになります。
ANAカードのVISAとMasterCardなら三井住友カードの「Vポイント」、JCBなら「Oki Dokiポイント」が貯まります。このポイント有効期限は獲得から2年です。そして、マイルに交換するとマイル有効期限3年が新たに設定されます。ANAカードのポイント交換設定を変更するだけで2年間もマイルを延長できます!
超簡単なことなのに気づいてない人が多いんです。気軽に有効期限を先延ばしするならANAカード「都度移行コース」に今すぐ変更しましょう。
いやいや2年じゃ足りなよ、少し年会費上がっても無期限に貯めたいなら、次にお伝えするアメックスがすごいですよ。
ANAアメックスでANAマイルを無期限に貯める
ANAカードの種類はたくさんあるなかでも、年会費が高い印象が強いのがANAアメックスです。やっぱりアメックスは高級なんでしょって思いがちですが、実は年会費以上のメリットがあります。
ANAマイルの有効期限を気にせず、無期限に貯めることができます。
それは、アメックスの「メンバーシップ・リワード」ポイントに秘密があるからです。
ANAアメックスでクレカ支払いするとメンバーシップリワードポイントを獲得できます。このメンバーシップリワードは通常は3年間の有効期限がありますが、「ポイント移行コース」と言う追加で年会費がかかる会員になることで、有効期限を無期限にできます。つまり、アメックスのポイント状態なら有効期限はなしです。ポイントをANAマイルに交換したら新たに3年間の有効期限が設定されます。まさに理想の世界ですよね。あなたがANAカードで支払ったポイントを無期限に貯め続けたい夢が叶います。
カード年会費7,700円、移行手数料年間6,600円の合計14,300円が最低ラインです。確かに、年会費は高いです。でも、マイルを無期限に貯めることができるからカード決済をたくさんする人にとってはメリットがあります。
さらにアメックス独自の特典も魅力があります。クレカ支払いにポイントを充当するなど、マイル以外のメリットが多いんです。そのあたりはこちらの記事で解説しているので合わせて読んでみてください。
ANAアメックスなら、ANAマイルを好きなだけ無期限に貯めることができます。実は他のマイルも貯めることができるクレカがあります。
マリオットアメックスでANA・JAL含む30社マイルを無期限に貯める
陸マイラー最強とも名高い「マリオットアメックス」なら、ANA・JALを含む航空会社30以上のマイルを有効期限を気にせず貯めることができます。
クレカでマイル貯めるなら、事前に航空会社を選んでましたよね。ANAならANAカード、JALならJALカードって感じで、あなたにとってイチオシのマイル貯めることがあたりまえでした。しかし、マリオットアメックスを使えば、あとから好きな航空会社を選べます。
でも、還元率が気になるなって方も多いはずです。マリオットアメックスでANAやJALのマイルに交換する場合、1%〜1.25%の還元率になります。航空会社クレカは0.5%〜1%ですが、それよりマリオットアメックスは貯めやすい最大1.25%!
仕組みはANAアメックスと似ていますよね。マリオットアメックスでカード支払いするとマリオットポイントを獲得できます。このマリオットポイントなら有効期限が無期限延長できます。そして、マイルが必要になったら30以上のマイルから好きなのを選んでマイルに交換します。
詳しくはこちらの記事で解説しています。合わせて読んでみてください。
まとめ
ANAマイルの有効期限を延長する方法7選をお伝えしました。思っている以上に先延ばしする選択肢が多いことに気づいてもらったと思います。期限切れ間近でも慌てず対策すれば簡単に先延ばしできます。ANAスカイコインなら、今すぐ1年も延長できるから安心ですね。
絶対マイルとして延長したいなら、ソラチカ返しや事前に延長する対策を講じれば大丈夫です。長期的な目線でANA上級会員を目指すことも良いですし、日常使いクレカを見直すきっかけにもなれば幸いです。
たくさんのANAマイルがほしいあなたにとって、陸マイラーの道を極めることもおすすめ。1年目の初心者でも年間20万ANAマイルを貯めることができます。こちらも合わせて読んでみてください。貯めたマイルで、毎年家族でハワイ旅行、ANA上級会員を目指しましょう!
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