
飛行機に乗り込み、広々とした座席を横目に通り過ぎて、いつものエコノミークラスへ。
「いつかは、あの席に座ってみたい」
ビジネスクラスを見るたびに、そう思いますよね。
でも、航空券を調べてみると、東京-ニューヨーク往復でエコノミークラスが33万円、ビジネスクラスは100万円を超えます。
その差を見ると、「さすがに手が届かない」と、予約画面を閉じたくなります。
あの席に座るには、本当に100万円を払うしかないのでしょうか。
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高額なビジネスクラス航空券を買うしかない?

飛行機に乗るなら、乗りたい座席の航空券をお金で購入する。
まずは、その方法を思い浮かべると思います。
しかし、ビジネスクラスに乗るための選択肢は、それだけではありません。
それぞれ利用条件や必要な負担は異なりますが、この記事で注目したいのは特典航空券です。
基本マイル数で予約できれば、現金で購入すると高額な長距離ビジネスクラスも、ぐっと身近な選択肢になります。
ニューヨーク往復なら、基本11万マイルで目指せる

東京―ニューヨークのビジネスクラス特典航空券は、片道の基本マイル数が55,000マイル。
往復とも基本マイル数で予約できれば、合計11万マイルです。
ただし、JALマイルだけで乗れるわけではありません。
燃油サーチャージ、空港使用料などは別途支払いが必要です。
2026年10月発券の日本発ニューヨーク往復の場合、燃油サーチャージだけで10万円かかります。
それでも、購入価格が100万円の旅程を、11万マイルと別途必要な諸税・料金で予約できるなら、大きな違いですよね。
例えば、購入価格が100万円、特典航空券で別途支払う金額が仮に12万円なら、差額の88万円を11万マイルでまかなえる計算です。
この条件の場合、1マイルあたりの価値は約8円相当になります。
もちろん、マイルを現金に換えられるという意味ではありません。
購入価格や必要マイル数によっても変わります。
それでも、普段「ポイントは1ポイント=1円」と考えていると、想像以上にお得な使い方に感じるのではないでしょうか。
長距離フライトが、旅行の楽しみに変わる

東京からニューヨークまでの長いフライト。
映画を見たり、食事をしたりしても、まだ到着しない。
眠ろうとしても姿勢が定まらず、何度も座り直す。
そんな経験がある人もいると思います。
せっかくの海外旅行なのに、到着した時点で疲れてしまうのは、もったいないですよね。

フルフラットシートを備えたビジネスクラスなら、横になって休むことができます。
座席のタイプは機材によって異なりますが、長時間を過ごす場所として、エコノミークラスとは違う選択肢になります。
楽しみは、機内だけではありません。

搭乗前にラウンジで食事をしたり、飲み物を飲みながらくつろいだり。
空港に着いたときから、旅行を楽しむ時間が始まります。
移動中に少しでも休めれば、到着後の街歩きや食事も楽しみやすくなるはずです。
ビジネスクラスに乗る価値は、広い座席そのものだけではありません。
限られた旅行の時間を、どう過ごしたいかにもつながっています。
JALマイルがあれば、希望の便に乗れる?

ここまで読むと、「それほどお得なら、JALマイルを貯めればいいのか」と思いますよね。
ただし、特典航空券には、事前に知っておきたい条件があります。
基本マイル数で予約できる座席には限りがあることです。
ビジネスクラスに空きの座席があっても、基本マイル数で特典航空券を予約できるとは限りません。
つまり、11万マイルを持っていれば、いつでもニューヨークを往復できるわけではないのです。

基本マイル数の枠に空きがない場合は、追加マイルが必要な特典航空券PLUSで予約できることもあります。
ただし、必要マイル数が大きく増える場合は、その使い方に納得できるか考えたいところです。
そこで大切なのが、旅行の条件に幅を持たせること。
出発日を前後にずらせないか。
往復ともビジネスクラスにする必要があるか。
片道だけなら予約できないか。
条件を少し変えることで、選択肢が見つかる可能性があります。
それでも希望に合わない場合は、アップグレード特典、入札アップグレード、eJALポイントを使った航空券購入も合わせて検討してみましょう。
憧れの座席を目指すなら、JALマイルの準備も必要

予約できる便が見つかっても、そのときに必要なマイルがなければ申し込めません。
空席を探すことと、マイルを準備すること。
この二つを並行して進めるのが大切です。
「でも、11万マイルなんて、飛行機に何回乗れば貯まるの?」
そう感じるかもしれません。
実は、JALマイルは搭乗だけで貯めるものではありません。
日常の買い物、サービスの利用、交換対象となる他社ポイントなど、日常の生活の中にも貯める手段があります。
まず確認したいのは、今どんなポイントを貯めていて、そのポイントをJALマイルへ交換できるかということです。
交換できる場合も、交換率、手数料、必要な期間を把握することは大切です。
もちろん、日常のポイントの貯め方を変えるだけで、誰でも短期間に11万マイルを貯められるわけではありません。
それでも、旅行の直前になってから準備を始めるより、行きたいと思った今から、自分に合う貯め方を知っておく価値はあります。
「いつか乗れたらいいな」と思っていたビジネスクラスを、具体的な目標に変える。
その準備は、日常生活から始められます。
いつも通り過ぎていた座席を、次の旅行の選択肢に

搭乗するとき、横目に見ながら通り過ぎていたビジネスクラス。
高額な航空券を見て諦めていたとしても、特典航空券という選択肢があります。
東京―ニューヨークなら、往復とも基本マイル数で予約できれば11万マイル。
別途、燃油サーチャージや諸税・料金は必要ですが、全額をお金で購入する方法とは違う準備ができます。
まずは、行ってみたい場所と時期を決めて、必要マイル数と空席を調べてみてください。
そのうえで、自分にはどのくらいマイルが必要で、どう準備するかを考えてみる。
次の旅行では、あの座席を通り過ぎるのではなく、自分の席として座ることを目指してみませんか。

















